バスリフトが中日新聞に取り上げられました
11月7日(木)の朝刊の11ページに水道水圧式テレスコープシリンダを用いたバスリフトが紹介されました。
記事抜粋
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機械設計のジェイ・クリエイト(名古屋市)が開発したのは、水圧を活用して動かす在宅介護用の「入浴補助リフト」。お年寄りを抱え上げ、お風呂に入れるのは腰痛の原因になる。リフトで上下する椅子を浴槽に付けることで、介護者の負担を減らす。
これまでの介護用リフトは電動モーターや油圧で動く製品がほとんどだったが、振動が生じて不安定なほか、油が漏れると洗浄するのに手間が掛かる。加藤静夫社長(57)は「水道水なら濡れても大丈夫だし、振動もない。さらに電気代が掛からず、環境にも優しい」と強調する。
原理はシンプルだ。筒状のゴム製蛇腹にホースをつなぎ、水道の蛇口をひねるだけ。水圧で蛇腹が伸び縮みする力を使って、蛇腹の前面に取り付けられた椅子が 上下する仕組みだ。蛇腹が横方向に膨らまないように、水圧に強い頑丈な布製ホースで蛇腹をくるみ、上下だけに伸縮させる。ゴム製の蛇腹と布ホースの組み合 わせで、特許も取得した。
在宅介護のニーズは増えるとみて、介護用品メーカーなどと組んで商品化を目指す。加藤社長は「水圧で動くリフトを工場で使う産業機器の分野にも応用したい」と意気込んでいる。
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