2019年7月22日(月)の中部経済新聞3面にジェイ・クリエイト歪取機が掲載されました。

《全文抜粋》

金属部品のひずみ取り除く 自動軸矯正機製造に本腰

新製品開発、2月納入へ

機械設計・機器開発のジェイ・クリエイト(本社名古屋市熱田区桜田町4の10、加藤静夫社長、電話052-872-0191)は、ボールねじ、シャフトなど棒状の金属部品のひずみを取る自動軸矯正機の製造事業を本格化する。
既に2台の納入実績があるが、これまでは既存機械の改造だった。
現在、完全な新造品の3号機の開発を進めており、来年2月に工具メーカーへ納入する予定。
ほか数社からの受注もあるという。
また、今年11月の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」には、防災需要に向けて水圧シリンダー式の止水デッキを出展する。(吉川英司)

11月の展示会 洪水用止水デッキ出展

自動軸矯正機は、熱処理工程で発生するひずみを取る専用機械。
加藤社長は「大半の工場では熟練工が手作業で矯正しているが、将来の技術継承に不安が出ている」とし、そのノウハウを自動化した。
手作業に比べて6~7倍のスピードを実現し、無人稼働で24時間操業にも対応できる。

設計・製造はユーザーの使用目的に応じた完全オーダーメイドで、矯正機本体と供給装置、排出装置をセットで開発する。
16年に1号機、翌年に2号機を、それぞれ山形県と新潟県の部品メーカーに、既存機械の改造で納入した。
「納入後2年以上経過したが、まだ修理依頼もない」と良好な稼働実績を得ている。

軸矯正機は競合企業が少ないニッチ分野。
完全オーダーのため、受注から納入までの期間は約1年を要するが、「本業の設計力を生かし、カスタム対応ができるメーカーは当社のほかにない」と胸を張る。
口コミで引き合いが広がり、3号機で初めての新造品を受注した。
「1号機の設計段階から5年以上かかったが、働き方改革や人手不足解消のために問い合わせが増え、事業が軌道に乗ってきた」と話す。

なお、11月のメッセナゴヤ2019には、自社開発の水圧式樹脂シリンダーを動力源にした「洪水対策用止水デッキ」を出展する。
「停電しても水道が止まらなければ動かせる安価な防災用品として提案し、市場の反応を確かめたい」と考えている。